Twitterを使いこなす!検索オプションまとめ

Twitter での検索について、包括的にメモっていきます。(2019/9/19追記)

その前に

以下で述べる基本はもう理解しているという方にはこちら。Twitterの高度な検索をボタンをポチポチするだけで手軽にできるページをご覧ください。
Twitterのめっちゃ高度な検索

検索の基本

基本の「き」 ~検索方法~

Twitterにログインすると、右上にある検索窓。そこにお好きなものをポチポチ打ち込むと Twitter の中を自由自在に歩き回ることができます。ただし、日本語についてはまだまだ対応途中らしいです。(特に形態素解析あたりが)
現にけものフレンズの監督の名前がトレンドに入っていたときに、「へたつき監督」となってしまったのは、この発展途上さを体現していますよね。

このような理由から、検索窓にスペースを打ち込む際は「半角スペース」が推奨です。なんなら、IMEの設定で絶対「半角スペース」にしておきましょう。そもそも全角スペースを使う機会なんて、ないでしょう?インデントに使っているのなら、今すぐ悔い改めてください。

基本の「ほ」 ~ダブルクォーテーションを使った検索~

Twitterで検索するときに、ダブルクォーテーションを入れるか入れないかで検索結果が違ってきます。どれくらい異なるのかは、検索ワードによって異なりますが、日本語の場合はダブルクォーテーションで囲うのがおすすめです。こちらももちろん「半角」のダブルクォーテーションでお願いします。

基本の「ん」 ~高度な検索~

最近のアップデートで見えづらくなってしまいましたが、以下のパラメータを覚えずともテキストボックスにポチポチ打ち込むだけで、自分の欲しいツイートだけ検索することも可能です。

Twitterの高度な検索

高度な検索を利用すると、最新のニュースや世界中のイベントをいち早く見つけることができます。人気のユーザーやハッシュタグ、画像、トピックなど、思いのままに検索しましょう。
Twitter検索慣れしていない方へは、こちらのページから検索するのがおすすめです。ただ、Twitterの深い海に飛び込む方は、やはりこちらでは不十分なので以下のオプションを覚えていきましょう。

AND

2つ以上の単語を「半角スペース」でつなぐと、そのどちらも含まれているツイートを検索することができます。これを一般に「AND検索」と呼びます。たとえば「お金 ほしい」で検索すると、「お金」と「ほしい」が含まれているツイートを検索できます。

OR

2つ以上の単語を「半角スペースOR半角スペース」でつなぐと、検索ワードに含まれているいずれかのワードを検索することができます。これも一般に「OR検索」と呼びます。「OR」は半角じゃないとダメです。

よく間違いやすいのですが、「お金ORほしい」は誤りで「お金 OR ほしい」が正です。

OR検索は、よく「ゆらぎ」への対応で使われます。たとえば「ニンテンドー」の評判をTwitterで見たいとします。人々は「ニンテンドー」以外にも「任天堂」や「にんてんどう」でツイートしているでしょう。TwitterはGoogleと違い、完璧にゆらぎ対応はしてくれません。なので、それをOR検索で補完してあげる必要があるわけです。

…たぶんですが「ダイソー」とツイートしている人と、「大創」とツイートしている人とでは、いろいろツイートの内容が異なっているでしょうし。

特定のキーワードを除外する

特定の言葉を除外して検索したいときは半角のハイフン「-」を使います。こればかりは全角では作用しない(はず)です。記号の入力はすべて半角デフォにしておきましょうね。。

「Twitter -Facebook」で検索すると、Twitterという単語を含み、Facebookという単語を含まないツイートを検索することができます。「半角ハイフン」の直後には、そのまま欲しい単語を続けてください。「-」直後に半角スペースは不要です。

以上がTwitter検索の基本です。基本だけでも十分にTwitter検索は便利になりますが、さらに以下のオプションを使うともっと便利にTwitterの世界を楽しむことができるでしょう。

検索のオプション

since / until: ~ツイートされた日時を指定する~

たとえば、今年のエイプリルフールはどんなツイートがあったか調べるときや、バルスの瞬間にどんなツイートがあったのかなどのときに、便利なオプションです。

since と until 、どっちがどっちかわかりにくいですが、
  • since: yyyy-mm-dd で、指定の日付から現在までのツイート
  • until:yyyy-mm-dd で、指定の日付までのツイート
となってます。

また、時間まで指定することも可能です。その場合は、コロン以降を
  • yyyy-mm-dd_GMT_hh:mm:ss
と置き換えてください。この場合はグリニッジ標準時で日時が指定されます。

「最初から日本時間で検索したい」って方は、
  • yyyy-mm-dd_JST_hh:mm:ss
と検索すれば、日本時間で検索が可能です。

(例)
『クリスマス since:2015-12-24_JST_15:00:00 until:2015-12-25_JST_12:00:00』で検索→2015年12月24日15時から2015年12月25日12時までの「クリスマス」を含んだツイートが表示

source: ~クライアントを指定する~ 

『 source:クライアント名 』で、指定したクライアントからの投稿を表示できます。クライアント名にスペースがある場合は、スペースに当たる部分を『 _ 』(半角アンダーバー)で代替してください。

ちなみに、公式によると『 -source:tweet_button 』 でツイートボタンからのツイートを削除できるらしいです。ただ、ツイートボタンがなんなのか、よくわからないです。

各ツイートに付くクライアント情報は1つだけなので、基本的には「このクライアントうぜえ」ってやつを除外するときに使えます。(頻度は少ないと思いますが、クライアントをORで複数指定するときも使えますね)

なお、日本語が含まれているクライアントの場合は、Twitterが対応していないためか、うまく動作しませんのであしからず。

(例)
『 お菓子 -source:tweetbot.net -source:IFTTT 』で検索→ tweetbot.net と IFTTT から投稿されたツイートを除く、「お菓子」の検索結果が表示されます。

from: ~指定ユーザの呟きを集める~

特定のユーザからツイートされた投稿のみを表示できる演算子です。ORで複数指定することで、特定の複数ユーザからの投稿を収集できます。逆に半角ハイフンを使えば、そのユーザーからのツイートを除外して検索することができます。

(例)
『 from:afonomics OR from:TwitterJP 』で検索→ @afonomics と @TwitterJP のツイートを検索できます。

to: ~指定ユーザへの呟きを集める~

特定ユーザへの投稿、つまりリプライやメンションを収集できるオプションです。

(例)『 to:afonomics to:twitterJP 』で検索→ @afonomics と @twitterJP が含まれているツイートを検索できます。

余談ですが、「@id」で検索する方法がGoogle検索でヒットしますが正直微妙です。そのユーザー宛のツイートは出てきますが、そのユーザー自身のツイートも表示されてしまうからです。

filter: ~フィルターをかける~

フィルターかけるってフィルターです。(そのままですね)

(例)
『 金融 filter:images filter:news 』で検索→『 金融 』という単語を含んでいて、画像が添付されてるニュースツイートが検索できる。

filter: で指定できるパラメータは、次のとおりです。

filter:images

画像付きツイートのみを検索結果に表示できます。GIFも画像として認識されます。

filter:videos

動画付きツイートのみ表示できます。動画投稿ツール(ツイキャスなど)からのツイートならば、動画付きツイートと判断されます。

ただし、動画が付いていなくても、リンク先がyoutubeならば、動画付きツイートと判断されます。
参考:https://twitter.com/kodoku_jouhou/status/655053691980922880
(ちなみにニコ動だと動きませんでした)

filter:media

オプションで示すと「filter:images OR filter:videos」と同義です。動画もしくは画像が付いているツイートを抽出することができます。

filter:news

ニュース記事ツイートのみを検索結果に表示できます。判断基準についてはよくわかりません。

filter:replies

ツイート文が『@』から始まっているリプライのみを検索結果に表示できます。通常リプライの他、リプライ欄から『@id』を除いて、繋がるように見えるツイートも表示されます。

filter:nativeretweets

RTを検索することができます。詳しい使い方はこちら。

任意のツイートをRTした人を検索する方法

TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアについて、まとめたり考えたりしています。

filter:links

リンク付きツイートのみ表示できます。また、リンクで参照している引用ツイート・画像ツイートも表示されます。

filter:verified

認証マーク(公式バッジ)が付いているユーザーのツイートのみ表示できます。たとえば、公式アカウント間で今日流行ったツイートだけを検索するとかに使えると思います。

filter:hashtags

ハッシュタグが付いたツイートのみ表示できます。

filter:follows

フォローしている人のツイートのみを表示させることができます。(2019/9/11追加)

near:"地名" within:15mi~距離に関するオプション~

(例)
『 near:"東京都 中央区" within:15mi 』で検索すると、東京都中央区から半径15マイル以内のツイートが検索結果に表示されます。

15miが最小単位のようです。ちなみにkmでも検索できるようです(未確認)。そもそも現在地情報がついていないとヒットしないのでは。

FAV/RT/リプに関するオプション

include/exclude:retweets ~検索結果にRTを含む/含まない~

twitter.com上ではあまり使っても効果がないのかなと思います。

include/exclude:replies ~検索結果にリプを含む/含まない~

デフォルトは、『 include:replies 』 です。『 exclude:replies 』 と設定すると、他者へのリプライと判断されるツイート、リプ・非公式RT・文中に半角@があるツイートなどなど、これらすべてを除くことができます。

なんと、『to:』で話したリプライ欄から『@id』を削除して投稿すると繋がって見えるやつ(名前わからん)にも適用されます!リプライ・メンションを検索するときはすごい有用なオプションだと思います。

min_replies/retweets/faves: ~FAV/RT/リプ数でフィルタリング~

半角コロン以降で設定したFAV/RT/リプ数以上を獲得したツイートが結果に表示されます。よく見る流れ星のスパムアカウントとかは、このオプションを使ってるんだと思います。

ちなみにですが、max演算子は見つからなかったこと、このワード単体では動作しなかったことをあわせてご報告いたします。

lang: ~言語を指定する~

英単語を含む日本語ツイートを検索したいときに、便利なオプションです。

(例)
『 iPhone lang:ja 』で、iPhoneを含む日本語ツイートを検索できます。

ほかにも言語を指定できます。
  • ko → 韓国語
  • zh → 中国語
  • fr → フランス語
  • it → イタリア語
  • de → ドイツ語
などなど。

card_name: ~カードタイプで検索する~

このオプション、かゆいところに手が届くよきものなのですが、どうやら過去1周間程度しか検索できないようです。あらかじめご了承くださいm(_ _)m (2019/9/19追記)

card_name:animated_gif

GIFツイートだけを検索することができます。

card_name:promo_website

ウェブサイトカード形式のツイートを検索することができます。(2019/9/19追記)

card_name:"2586390716:promo_video_website"

ビデオウェブサイトカード形式のツイートを検索することができます。(2019/9/19追記)

card_name:promo_image_convo

画像付きのカンバセーショナルカード形式のツイートを検索することができます。(2019/9/19追記)

card_name:promo_video_convo

動画付きのカンバセーショナルカード形式のツイートを検索することができます。(2019/9/19追記)

card_name:poll2choice_text_only

アンケート形式のツイートを検索することができます。「poll」のうしろにあるのは選択肢の数を示します。

「card_name:poll2choice_text_only OR card_name:poll3choice_text_only OR card_name:poll4choice_text_only」とすると、アンケート形式のツイートすべてを検索することができます。(2019/9/19追記)

card_name:poll2choice_image

画像付きのアンケート形式のツイートを検索することができます。「poll」のうしろにある数字は選択肢の数を表しています。

「card_name:poll2choice_image OR card_name:poll3choice_image OR card_name:poll4choice_image」とつなげると、画像付きアンケート形式のツイートすべてを検索することができます。(2019/9/19追記)

card_name:poll2choice_video

動画付きのアンケート形式ツイートを検索することができます。画像アンケートと同じく、「poll」のうしろは選択肢の数で、「card_name:poll2choice_video OR card_name:poll3choice_video OR card_name:poll4choice_video」とすれば、動画付きアンケート形式のツイートをすべて検索できます。(2019/9/19追記)

上記形式についてよくわからない方はこちらの記事もどうぞ。

list: ~リストの中を検索する~

誰でも作成できるリストですが、このリストを対象に検索することができます。手順は次の通り。
  1. 検索したいリストのURLを見てみる
    たとえば、https://twitter.com/afonomics/lists/2 など。
  2. このリストのURLの赤色・オレンジ色のところをメモ
    https://twitter.com/afonomics/lists/2
  3. Twitterの検索窓に、この赤色・オレンジ色の文字を使って「list:afonomics/2」と入力して検索
リスト名が日本語だろうが英語だろうが、このルールを守りさえすればリスト内検索はできます。

ただしひとつ注意なのが、「自分の非公開のリスト」は検索対象にできますが、「非公開の他人のリスト」は検索対象にすることができません。

:) :( @ ? ! ~オプションとは呼べないオプション~

最初の2つ『 :) 』『 :( 』は、ツイートの感情を検索に反映させるオプションですが、判断基準が不明です。個人的には使いたくありません。残りの『 @ 』『 ? 』『 ! 』は、ただそれが含まれているツイートを検索するだけなので、オプションとは呼べない代物です。

その他の検索技 ~GIF・PIC・PICS・VIDEO~

GIF・PIC・PICS・VIDEOで検索すると、ヒットするのはその言葉が含まれているツイートではなく、各メディアが添付されているツイートを検索することができます。「lang:ja」で日本語ツイートに限定することも可能です。色々試してみてください。

バックグラウンドのお話

また時間があるときに…。

まとめ

以上、Twitter 検索オプションはこんな感じです。検索オプションを駆使して、素晴らしいTwitter生活を送ってくださいね٩( 'ω' )و

◆参考サイト◆

  1. 「ツイッター検索での便利?な機能 filter:images filter:news filter:repliesfilter:videos」
    http://coolum.sblo.jp/article/78058826.html
  2. 「How to Become a Twitter Search Ninja」
    http://blog.hubspot.com/blog/tabid/6307/bid/20459/How-to-Become-a-Twitter-Search-Ninja.aspx
  3. 「リツイートやお気に入りの数でフィルタリングするTwitter検索の演算子」
    http://kenz0.s201.xrea.com/weblog/2014/07/twitter_search_operators.html
  4. 「Twitterで高度な検索をしたい時に見る便利演算子表[2015年絶版]」
    http://sharetube.jp/article/800/
  5. 「Twitter検索オプションと高度な検索」
    http://www.howtonote.jp/twitter/index38.html
  6. 「■[twitter]Twitterの検索演算子「source:」で、「Twitter for iPhone」を指定したい」
    http://d.hatena.ne.jp/harukazepc/touch/20111003/1317633338
  7. 「Twitterの検索演算子(パラメータ)一覧」
    http://nasimeya.blog.fc2.com/blog-entry-621.html
  8. 「自分のツイートへのリプライを正しく確認できるのは公式のみorz」
    http://d.hatena.ne.jp/riocampos+tech/20140519/twitter_official_client_only_can_detect_reply_correctly