任意のツイートをRTした人を検索する方法

2019年1月現在、特殊なツールを使わない限り、特定のツイートをRTした人をすべて取得することはできません。

「でもなんとかしてRTした人をすべて取得したい!」と思って、なんとか見つけた方法をご紹介します。

最近だと、ZOZOTOWNの前澤友作さんが「100万円を100名様に当たるキャンペーン」で、参加形式をフォロー&リツイートにしていらっしゃったりと、メジャーなキャンペーン手法になってきているので、気になっていた方も多かったのではと思います。
そういった方々の参考に少しでもなれれば幸いです。では早速。

まずはやってみる

私のTwitterを例に挙げます。私 @afonomics のRTを検索してみました。

@afonomics のリツイート

リンクを見ていただくとわかるように、すべてのツイートに「○○さんがリツイート」と表示されていると思います。これが、このユーザーのリツイートです。

RTだけを検索する方法

さて本題ですが、Twitterでの検索オプションを利用して、次のように絞り込んでいくと、「特定のツイートのRTだけ」を検索することができます。
  1. RTだけが表示されるようにフィルタ
    filter:nativeretweets
  2. 特定のツイートを投稿したアカウントIDでフィルタ
    @afonomics
  3. 検索対象ツイートのテキスト一部でフィルター
    "阿呆ノート"
基本的にこの3要素が入っていれば、特定のツイートをRTした人を検索することが可能です。

3番のツイートのテキストについては、ターゲットにしてないツイートのRTが入ってしまっている可能性があるため、何度か検索してみてその結果をチェックしてください。

もし、ターゲットでないツイートのRTが入っていたら、もう少し長くテキストの一部を入力してみてください。

※まれに1番の「filter:nativeretweets」のオプションが死んでいることがあります。(何を検索しても表示されない)
その場合は、「include:nativeretweets」にして検索してみてください。ただし、このオプションだとRTではないツイートもヒットしてしまうため、3番のテキストの一部のところは長めにするのがおすすめです。

もっと絞り込むこともできます

フォロー&RTキャンペーンなどでRT期限が明示されているとき、特定のユーザーからのRTを検索したいときは、次のようなオプションも追加しましょう。
  • until / since でRTされた日時を指定
  • from:RTer で特定のRTerだけのRTを検索
検索オプションは他にもあります。詳しくはこちらをご覧ください。

Twitterを使いこなす!検索オプションまとめ

Twitter で検索をするとき使いたい!便利な検索オプションをまとめています。随時更新中

検索したらデータを抜き出す 

方法はふたつあります。

①ページを保存してテキストデータで開き、HTMLから情報を抜き出し

期間内のすべてのツイートを取得したら、そのWebページに適当な名前を付けて保存してください。(ブラウザが落ちないようにするため)

あとは、HTMLから必要な情報を抜き出すだけ。アカウント情報を抜き出したいときは「pretty-link js-user-profile-link」直後のURLから抽出すれば良いでしょう。

②Chrome拡張機能「ついすぽ」を使って抜き出し

もうひとつは、Chrome拡張を使うという方法。拡張機能を追加して、検索ページを最下部までリロード、すべて読み込み終わったら右上の「クラウドマーク」をクリックすればCSVでダウンロードすることができます。

ダウンロードはこちらから。拙いツールですが、使っていただけると嬉しいです。

ついすぽ

Twitter検索結果をCSVダウンロード 

最後に裏側の話

RTをした人を検索するには、この方法が一番リーズナブルです。無料ですし。

裏側の話をすると、twitter.com 上ではAPI取得に期間制限が適用されないため、基本的にRTした人すべてを取得することができるわけなのですね。

ただし、2017年12月現在、検索しても過去1週間分しか表示されない場合がちょこちょこ報告されていますのでご注意ください。また、もちろんですが鍵アカウントのRTは検索することができませんのであしからず。

Twitterの検索オプションについては、マニアックな検索オプションも手軽に使えるサポートページを公開中です。よかったら一度使ってみてください!
Twitterのめっちゃ高度な検索